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働くハツカネズミぶろぐ

働きながら感じたことをつらつら書き綴ります。インフラ企業下っ端。

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ドラマ『ケイゾク』

ドラマのレビューです。

SPECシリーズが『ケイゾク』の設定を一部引き継いだ続編だと知ったため、
ドラマ全11話観ました。

未解決事件の継続捜査を担当する位置づけにありつつも、実態としては窓際族のたまり場のようになっている捜査一課弐係に、東大出のキャリア柴田が研修のため配属され、次々と事件を解決していく。

 

 

 

ドラマ全体の雰囲気

中谷美紀演じる主人公の柴田や、野々村係長のすっとこどっこいな感じがなければ、
さらに重苦しく陰鬱なドラマになってたんでしょうね。

時期が冬なうえに、弐係は地下にあるし、登場人物の服装も暗い色合いだし、
全体的に明るくない雰囲気が漂っていて、SPECとはかなり色合いが違うと感じます。

前半は、関係者からの問い合わせや要望を受けるうちに柴田と真山が事件に
巻き込まれ、それを解決するという展開。

ラスト数話は渡部篤朗演じる真山刑事の過去に関するサスペンス。

 

登場人物のキャラクター

堤幸彦ドラマの例に漏れず、登場人物の個性的なキャラクターが見どころです。

主人公の柴田は頭脳明晰で行動力もあるけど、方向音痴だし、服装もっさりだし、身だしなみもアレだし、ということでモテたりしないし、嫉妬もされにくいという絶妙なポジションです。

基本的に、派手な服装の人はあまり登場しないけど、そんな地味な服装の中にも時代を感じます。

放送されたの1999年だもんね…今から15年も前のことになります。

野々村係長はSPECと全く同じです。いい感じです。笑

TRICKやSPECでもそうだったけど、敵を倒したと思っても思わぬかたちで生きていたり、まだまだ戦いが続く雰囲気を残して、スカッと終わらせないドラマが多いですよね。

続編があるからでしょうけれども。

それでも、SPECの場合は登場人物のコミカルさと、SFっぽい非現実感がいろいろ
楽しそうに見せてくれるんだけど、こちらはやっぱり暗いです。

 

90年代の雰囲気?

でも90年代って意外とこんな感じだったのかな。

子どもだったので不完全な記憶しかないけど、何てったって失われた10年なので
閉塞感とか暗さとかがあって当たり前かもしれません。

いろんな意味で時代を感じてしまったドラマでした。

 

いかがでしたでしょうか。

毎回次回が楽しみになってしまうドラマでしたので、ミステリーや堤作品が好きな人にはぜひ押さえていただきたい一作でした。

よかったらぜひご覧ください!それではまた。