転職を考えた時に検討してほしいこと2
前回の記事の続きです。
このタイトルとは別に、「転職しないメリット」についても後日記事を書いてみようと思います。
念のため書いておくと、人生はそれぞれだし、したほうがいい転職もあれば、しないほうがいい転職もあるでしょう。
景気が良く、転職市場が拡大している今だからこそ転職すべきと言う考えも自然なことだと思います。
しかし、焦ったり、落ち込んだりして一杯一杯になっている方にこそ、冷静に色々な方法・可能性を検討していただけたらと思い、こうした記事を書いてみることにしました。
周囲の人に話を聞いてもらう
友人や家族、恋人など、誰でもあなたのことを大切に思ってくれている人に現状を話してみましょう。
転職の考えまで話せなくても、まずは仕事で辛いことや、うまくいかない思いを抱えていることだけでも話してみます。
まずは何より気持ちが楽になると思います。
気持ちが楽になったら、また頑張ろうと切り替えて続けられるかもしれません。
誰にも話さずストレスを抱え込んでいるだけで、信じられない負荷がかかっていることがありますから。
しかし、それでも転職したい思いが変わらなければ、そのことも伝えてみましょう。
事前に整理した理由も聞いてもらいます。
もちろん家族や友人は転職のプロではありませんが、同じ社会人として、あなたを大切に思う人として、損得勘定抜きのアドバイスをしてくれると思います。
職場を変える必要はないのに「逃げ」の選択をしていないか?
焦るあまり、早まった判断をしていないか?
少し辛口のアドバイスこそ耳を傾けましょう。
その内容が合っている・いないは別として、他の人から見た意見を聞いてみましょう。
私自身も、思いつめて転職を考えていたとき、「それが最善の選択なの?」と訊いてくれた友人の言葉に冷静になれたことがありました。
転職サイトに登録してみる
いよいよ転職したい気持ちが変わらない時は、転職に向けてライトに行動を起こしてみましょう。
リクルートエージェントや、JACリクルートメントと言った転職エージェントではなく、リクナビNEXTやキャリアトレックと言った転職サイトに登録してみましょう。
転職エージェントのサービスに登録すると、面談や面接応募を始めるように督促があることが多いですが、転職サイトは比較的そうした催促を受けません。
スカウトメールの受信や、求人検索機能だけを利用することができます。
条件を入力してそれに合う求人があるか探してみたり、どんな企業からスカウトが来るか待ってみたり。
面談を受けなさい、面接に行きなさい、と急かされることもなく、情報収集をすることができます。
惹かれる企業が全く現れないなら、今の職場の方が相対的に魅力が高いのかもしれません。
逆に、あれもこれも魅力的に感じるなら、転職エージェントとの面談に出かけてみてもいいかもしれません。
いかがでしたでしょうか。
私自身がキャリアパスに悩んでいた時のことを基に書いてみましたが、「転職 タイミング」「転職 理由」などで検索すると数多の経験談やアドバイスが出てきます。
ぜひ広くアンテナを張って色々な情報に触れてみてください。
自身のキャリアについて慎重に真剣に考えてみること自体は良いことだと思うので、その際のご参考になれば幸いです。