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働くハツカネズミぶろぐ

働きながら感じたことをつらつら書き綴ります。インフラ企業下っ端。

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若手のためにも、働き方改革で「家に帰りたくないおっさん」を減らしてほしい

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以前の部署に、しゃかりきになって残業しまくっている人がいました。
1週間に2回も3回も出張を入れ、事務所にいる時も深夜まで残業。
家族持ちなのに、一切家族との時間を考慮しているふうはありませんでした。
そのくせ、自分の気の合う人たちとの飲み会がある日は、出張が入らないよう調整していました。
本人は結構なベテランだったのでそれが罷り通っていましたが、
その人の部下たちはそうは行かなかったので、いい迷惑でした。
残業が多いだけだったら、何とか早く終わらせて遅れて参加もできますが、
出張となるとそうはいきませんしね。
 
また、誰でも大量の仕事をして当たり前という態度をしていながら、地味な事務手続きからは逃げ回っていたため、部下が後始末をさせられており、その点でも煙たがられていました。
担当業務が多く忙しいことは皆承知していましたが、家庭で上手くいっていないことも皆知っていたので、「家に帰りたくないから出張や残業をしているのだ」と思われていました。
 
しょうがないですよね。
こういう人が急に残業を減らしても家族の誰も喜ばないんですから。
 
家族との関係が良好でないなら、家にいる時間が増えても、本人と家族のお互いにとって苦痛なだけ。
残業代が減るので、家族は収入減にも直面します。
こういう無限残業ができる人は奥様が専業主婦ですから(でないと家中の家事が滞るし、子どもなんて放置状態)、唯一の収入源からのインカムが減ったらそりゃ困ります。
 
しかし、若手や後の世代のためにも、こうしたおっさんが生まれないようにしていく必要があります。
それは、部下がワークライフバランスを保ちにくくなるからというだけでなく、こうした人が増えることで、個々人が受け取る給与にも影響が出てくるからです。
 
理由を次の記事で詳述したいと思います。