転職を始めるときにまずすること2
転職を始めるときに、何から手をつけたらよいか、というテーマで、前回の記事では「何のサービスを利用開始したらいいか」書きました。
今回は、転職を目指すために中長期的にしたほうが良いことを書きます。
主として自己研鑽についての話なので、もちろん転職を考えていなくてもキャリアアップのために有効なことだと思います。
語学力を磨く
語学力と書きましたが、特に英語のことです。
TOEICの点数は高めに取っておいて悪いことはありません。
受検して点数を取っておけば、ネイティブではなくても、それなりに使えるレベルに保っていますと言うことをわかりやすく示してくれます。
帰国子女でない、あるいは留学経験がない人については、「在住経験はないけどコツコツ自己研鑽してきました」というアピールになります。
帰国子女、あるいは留学経験者であれば、「これまでに得たチャンスをちゃんとものにしています」と訴えることができるでしょう。
「海外関連の仕事に興味があり、英語を勉強しています」と言うだけでは持ちえない説得力を、TOEICの点数が持たせてくれるはずです。
コンサル業界など、特定の業界では語学力の証明が思った以上に力を発揮することもあります。
外国語以外の資格を取る
英語も資格としてはパッと目を引きますし分かりやすさがありますが、一方で外国語はツールに過ぎないと言うことも、頭に入れておく必要があります。
あなたがどんな仕事ができるのか、できる可能性があるのか、その実態を示すには外国語以外の資格が有効です。
簿記、ビジネス法務検定、はたまたIT系の資格など、転職を目指している仕事と関係のある資格は取っておいて損はありません。
単に「〇〇の仕事に関心があります」というだけでなく、その仕事に近づくために実際に行動していることを印象付けられます。
また、採用する側としても少しでも下地のできている人を選びたいはずです。
わかりやすいアピールの方法として、資格を履歴書に書いておく方法があります。
もちろん、資格さえ取れば万事OKというわけにはいきませんから、面接等で実際の業務経験や、なぜその仕事に関心を持ったかをあわせて効果的に伝える必要があります。
社外の人との接点を増やす
何年かひとつの組織で働いていると、自分が思った以上に組織内の仕事のやり方に染まってしまっていることがあります。
他の会社と比べて、
ゆっくり仕事をすることに慣れてしまっている、
質より量で仕事をすることに慣れてしまっている、
その会社独自のコミュニケーション方法に慣れてしまっている、
などなど。
習い事でも何でも、社外の人との接点を増やしてみることで、他社の仕事の仕方について情報収集することが、来たるべきカルチャーショックを少しでも和らげるために意外と効果的なのではないでしょうか。
何かしら足りないものがあって転職をするのだと思いますが、その中で自分が今まで恵まれていた点に気付くこともあるはずです。
いかがでしたでしょうか。
中長期的に自分の市場価値を維持するためにできることを挙げてみました。
どなたかのご参考になれば幸いです。
お読みいただき、ありがとうございました。